中学受験の勉強でつまずいている小学生へ
算数や理科、国語の勉強をしていて、
「解説を読んでも、よくわからない」
「授業ではわかった気がしたのに、問題を解こうとすると手が止まる」
「自分だけできていない気がする」
と思ったことはありませんか。
先生は灘高校、東京大学法学部で学びました。
でも、小学生のころから、どの科目もすぐにできたわけではありません。
特に国語は苦手で、文章を読んでも何を答えればよいのかわからなかったり、
解説を読んでもわからなかったりしたことが何度もあります。
だから、問題を前にして手が止まることがあっても、それだけで自信をなくす必要はありません。
多くの場合、わからない原因は、能力が足りないことではなく、問題を考える順番や、考え方の整理の仕方がまだ身についていないことにあります。
どこでわからなくなったのかを見つければ、そこから少しずつ直していくことができます。
解説を読んでもわからないときは?
問題集の解説には、答えまでの道筋が書かれています。
でも、解説を読んでも、
「なぜ最初にそれを考えるの?」
「どうしてその式になるの?」
「自分で同じように解ける気がしない」
と思うことはありませんか。
それは、解説がすでにその問題がわかっている人の考え方で、短く整理されていることが多いからです。
だから、解説を読んでもすぐに理解できなかったり、次に同じような問題で再現できなかったりすることはよくあります。
大切なのは、解説をそのまま覚えることではありません。
どこまでは自分で考えられて、どこから考えられなくなったのかを確認することです。
先生の授業では、解説を読むだけで終わりにしません。
問題文を読んだところで止まったのか。
図や表に整理するところで止まったのか。
式を立てるところで止まったのか。
考え方は合っていたけれど、途中で迷ったのか。
そうしたところを一緒に見ていきます。
解説を読んでもわからなかった問題でも、
どこからわからなくなったのかが見えてくると、次に直すところが少しずつはっきりしてきます。
基本問題がわからないときは?
基本問題がわからないと、
「こんな問題もできないのか」
「前に習ったはずなのに」
「今さら聞くのは恥ずかしい」
と思ってしまうことがあるかもしれません。
でも、基本問題で止まることは、恥ずかしいことではありません。
基本問題で止まるときは、問題の解き方より前に、知っておくべきことがまだよくわかっていないことがあります。
言葉の意味がわかっていなかったり、授業で習った考え方がまだしっかりわかっていなかったりすることもあります。
そういうときは、いきなり難しい問題に進むより、まず
「何を知らなかったのか」
「どこがまだわかっていなかったのか」
を確認することが大切です。
そこがわかれば、どこに戻って、何を確認すればよいかが見えてきます。
戻って見直してもわからないときは、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
どこでわからなくなったのかを、一緒に確認していきます。
全部わからないと感じたときは?
勉強でつまずくと、
「全部わからない」
「どこからやればいいのかわからない」
「もう無理かもしれない」
と思ってしまうことがあります。
でも、本当に全部がわからないとは限りません。
答えが間違っていても、問題文は読めているかもしれません。
図は書けているかもしれません。
考え方の途中までは合っているかもしれません。
先生の授業では、答えが合っているかどうかだけを見るのではありません。
問題文は読めているか。
図や表にはできているか。
どこから考えにくくなったのか。
どこまで自分で進められたのか。
を見ます。
同じ不正解でも、止まっている場所は一人ひとり違います。
だから、間違えたところだけでなく、どこまでできているのかも確認します。
そのうえで、次にやることを小さく分けて考えます。
今日は、問題文の読み方を確認する。
次は、図の書き方を練習する。
その次は、式の立て方を見直す。
解いたあとは、なぜその答えになるのかを説明できるか確認する。
このように分けて見ると、ただ「わからない」で終わらず、次に何をすればよいかが少しずつ見えてきます。
少しずつできることを増やしていくことで、勉強の見え方も変わっていきます。
わからないところは、何度でも質問して大丈夫です
授業中に質問するのが苦手な人もいるかもしれません。
「こんなことを聞いていいのかな」
「前に習ったことだから、聞きにくいな」
「先生に怒られたらいやだな」
と思うこともあると思います。
でも、わからないところを質問するのは悪いことではありません。
先生の授業では、わからないところを質問しても怒ることはありません。
一度でわからなくても大丈夫です。
何度でも、どこでわからなくなったのかを一緒に確認します。
わからないところをそのままにするより、
「ここがわからない」と言えることの方が、勉強ではとても大切です。
問題の見方がわかると、勉強は少しずつ変わります
算数、理科、国語は、どれも急に全部できるようになるわけではありません。
でも、
「問題文の読み方が少しわかった」
「図を書いたら考えやすくなった」
「力の向きを見たら、式の意味がわかった」
「国語の文章で、どこを根拠にすればよいかが少し見えた」
「前よりも、どこで迷っているかがわかるようになった」
という小さな変化が積み重なると、少しずつ勉強の見え方が変わってきます。
今、算数や理科、国語に苦手なところがあっても、これからずっと苦手なままとは限りません。
大切なのは、あきらめることではなく、
どこでつまずいているのかを見つけて、そこから直していくことです。
保護者の方へ
このページは、算数や理科、国語でつまずいている小学生本人にも読めるように、できるだけわかりやすい言葉で書いています。
授業では、正解・不正解だけで理解度を判断するのではなく、
問題文の読み取り、図の整理、考え方の選び方、解き直しの仕方まで確認しながら進めます。
お子さんが、
「授業ではわかるが、問題になると手が止まる」
「解説を読んでも、自分で再現できない」
「勉強に苦手意識を持ち始めている」
「塾の学習についていきにくくなっている」
という場合は、現在の状況を整理したうえで、何を優先して立て直すべきかをご提案します。
保護者向けには、詳しい指導方針を別ページにまとめています。
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