中学受験の勉強を立て直したいご家庭へ

中学受験の勉強を続けていると、ある時期から、塾の授業についていくことが難しくなることがあります。

「授業は受けているのに、テストになると解けない」
「解説を読めばわかったと言うが、似た問題になると手が止まる」
「基本問題でも、何から始めればよいかわかっていない」
「塾の宿題に追われているのに、成績につながらない」
「このまま中学受験を続けてよいのか、不安になっている」

このような状態になると、保護者の方も、お子さん本人も苦しくなってきます。

「もっと早く対策すべきだったのではないか」
「塾選びや家庭学習の進め方を間違えたのではないか」
「この子は中学受験に向いていないのではないか」

そう感じてしまうこともあるかもしれません。

また、基本問題で手が止まっている状態だと、
「この段階で家庭教師に相談してよいのだろうか」
と迷われることもあると思います。

私は灘高校、東京大学法学部で学びました。

ただ、私自身も、最初から受験勉強が順調だったわけではありません。
小6の途中から大手進学塾の浜学園に入り、受験勉強を始めましたが、開始時期が遅かったこともあり、中学受験では中堅校にも合格できませんでした。
特に国語には苦労し、浜学園の公開テストで偏差値30台を何度も取ったことがあります。

その後、高校受験で灘高校に合格し、東京大学へ進みました。

だからこそ、今の成績だけでお子さんの可能性を決めつける必要はないと考えています。
大切なのは、「できない」と決めつけることではなく、どこで手が止まっているのか、何が整理できていないのかを見つけることです。


塾に通っているのに、なぜ成績が伸びないのか

大手進学塾では、授業の進度が速く、扱う問題のレベルも高くなります。

そのため、一度わからない部分が出てくると、十分に整理されないまま次の単元へ進んでしまうことがあります。

たとえば、算数で比や割合でつまずくと、その後の単元にも影響が出やすくなります。

比の考え方があいまいなままだと、速さの問題で「道のり・速さ・時間の比」を整理できなかったり、図形の問題で「相似な図形の辺の比」や「面積比」を使えなかったりします。
理科でも、濃さ・中和・気体の発生量など、比例関係を使う計算でつまずきやすくなります。

表面上は「速さが苦手」「図形が苦手」「理科の計算が苦手」に見えても、実はその前の段階である比や割合の理解が整理されていないことがあります。

このような場合、解く問題を増やすだけでは改善しにくいことがあります。

必要なのは、どの段階でつまずいているのかを見つけ、考え方の手順を整理し直すことです。


基本問題で手が止まる原因を、ひとつずつ確認します

成績が伸び悩んでいると、焦ってしまう保護者の方は少なくありません。

「もっと問題を解かせた方がよいのではないか」
「難しい問題に慣れさせるべきではないか」

そう考えたくなるのは自然なことですし、演習量は大切です。

しかし、基本問題で手が止まっている段階では、解く問題を増やすだけでは、同じような間違いを繰り返してしまうことがあります。

基本問題で止まるときは、解き方以前に、必要な知識や言葉の意味が十分に理解できていないことがあります。

たとえば、

「用語の意味がわかっていないのか」
「授業で習った基本の考え方が定着していないのか」
「問題文で何を聞かれているのかをつかめていないのか」
「知識はあるが、問題の中で使えていないのか」
「解き直しの仕方が身についていないのか」

を見分ける必要があります。

原因が違えば、必要な対策も変わります。

だからこそ、私の指導では、単に問題を解かせるのではなく、答案、途中式、図の書き方、説明の仕方を見ながら、どこで手が止まっているのか、何を確認すれば次につながるのかを見ていきます。

また、基本問題が解けず成績が伸び悩んでいる時期には、お子さん本人も自信を失いやすくなります。

そのような場合には、まず「どこまでできているのか」を確認します。
できている部分を見つけながら、「どこで止まったのか」「どこに戻って確認すればよいのか」を整理し、少しずつ前に進める形にしていきます。

その積み重ねによって、お子さんが安心して学習に向き合いやすくなり、次に直すべき点も見えやすくなります。
結果として、解く問題を増やすよりも、成績改善につながりやすくなります。

塾との併用を前提に、優先順位を整理します

中学受験では、塾のカリキュラムや宿題と並行しながら、必要な部分を補強していくことが多くなります。

ただ、塾についていけていない状態で、すべての宿題や復習を同じようにこなそうとすると、かえって消化不良になることがあります。

宿題はやっている。
授業も受けている。
それでも点数につながらない。

そのような場合には、勉強時間を増やすだけでなく、何を優先するかを見直す必要があります。

私の指導では、塾の教材やテスト結果も見ながら、

「今すぐ直すべき単元はどこか」
「復習に回すべき問題はどれか」
「宿題の中で優先すべきものはどれか」
「志望校に向けて、どの科目・単元に時間をかけるべきか」

を整理します。

限られた時間の中で、何を優先するか
ここを整理することも、家庭教師の重要な役割だと考えています。

まずは現在の状況を整理するところからご相談ください

次のような状況であれば、一度ご相談ください。

「塾に通っているが、成績が伸びない」
「解説を読んでも、自分で再現できない」
「問題を前にすると、何から始めればよいかわからない」
「志望校を下げる前に、立て直せる可能性を知りたい」

中学受験で成績が伸び悩んでいても、原因は努力不足や能力不足だけとは限りません。

問題文の読み方、条件の整理、図の書き方、考え方の選び方、解き直しの仕方。
そのどこかでつまずいているために、点数につながっていないことがあります。

大切なのは、どこで止まっているのかを見つけ、そこから立て直すことです。

また、成績が伸び悩む時期には、家庭で勉強の話をすること自体が難しくなることもあります。
保護者の方が声をかけても、お子さんが反発したり、自信をなくしたりすることがあります。

そのような場合でも、第三者である家庭教師が間に入り、現在の状況や優先順位を整理することで、家庭学習を進めやすくなることがあります。

お問い合わせの際には、学年、通っている塾、現在の成績や志望校、苦手科目、家庭学習で困っていることなどを、わかる範囲でお知らせください。

体験授業を受けるかどうか決まっていない段階でも、ご相談いただけます。
「まずは相談だけしてみたい」という場合も、お気軽にお問い合わせください。

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