中学受験の過去問対策|生徒に合わせて過去問を使い分けます
私は、灘・東大卒のプロ家庭教師として、中学受験算数を中心に、大阪・兵庫・京都・奈良での対面指導と全国へのオンライン指導を行っています。
中学入試では、学校ごとに出題傾向があり、同じテーマの問題や、似た考え方を使う問題が、形を変えながら繰り返し出題されます。
しかし、過去問を解いて間違い直しもしているのに得点が伸びず、限られた時間の中で、次にどの問題に取り組めばよいのか分からないことがあります。
私の指導では、第一志望校と併願校の複数年度の過去問をテーマごとに分類し、出題頻度や重要度、生徒の学力を踏まえて、優先して取り組むテーマと問題を選びます。
同じテーマの問題に続けて取り組むことで、過去問で分かった弱点を補い、自力で解ける問題を増やし、得点につなげます。
過去問をテーマごとに分類し、生徒に必要な問題を選びます
例えば算数の平面図形であれば、第一志望校と併願校の過去問に含まれる問題を、
- 相似を利用して面積を求める問題
- 角度を求める問題
- 図形を折り返す問題
- 図形の移動に関する問題
などに分けます。
このように分類したうえで、出題頻度や重要度、生徒の現在の学力を踏まえて、優先して取り組むテーマを選びます。
例えば、図形の移動に関する問題が志望校で繰り返し出題されており、生徒が図形の移動を苦手としている場合には、図形の移動を優先します。
取り組むテーマを決めた後は、そのテーマに分類した問題の中から、生徒の学力に合う問題を選びます。
基本的な問題から始め、理解度を確認しながら、少しずつ難しい問題へ進みます。
そして、第一志望校や併願校で出題された同じテーマの問題に続けて取り組んでもらいます。
解けなかった問題については、どこに注目し、どの知識や考え方を使って解くのかを、私が一つずつ説明します。
問題を解き、分からなかった点を理解することを繰り返すことで、そのテーマで共通して使う基本的な知識や考え方への理解が深まります。
その結果、学んだ知識や考え方を使って、同じテーマの新しい問題も自力で解けるようになります。
年度ごとの演習だけでは補いにくい弱点についても、重要なテーマと問題に絞って効率よく対策できます。
学力に応じて年度ごとの過去問にも取り組みます
年度ごとの過去問演習は、小6の秋頃から始めるのが理想です。
ただし、志望校の過去問に取り組むための基礎学力が十分に身についていない段階で、年度ごとの演習を急いでも、解けない問題が多くなり、十分な効果を得られないことがあります。
その場合には、テーマごとの演習や塾教材の復習を優先し、必要な知識や考え方を身につけてから、冬以降に年度ごとの過去問へ進むこともあります。
年度ごとの過去問に取り組む際には、本番と同じ時間で解いてもらい、現在の得点だけでなく、時間配分や問題を解く順番、最後まで解けるかを確認します。
採点後は、どの問題で、なぜ失点したのかを確認します。
知識が身についていなかったのか、解き方の方針を立てられなかったのか、時間が足りなかったのかによって、その後に必要な対策は異なります。
例えば、同じテーマの問題で繰り返し失点している場合には、そのテーマに分類した問題へ戻って取り組みます。
一方で、解ける問題を後回しにして時間が足りなくなっている場合には、問題を解く順番や時間の使い方を見直します。
このように、生徒の学力に合わせて年度ごとの演習を始める時期を決め、その結果をテーマごとの対策にも反映します。
過去問対策について相談したい方へ
体験授業では、これまでに解いた過去問や模試、現在使用している塾教材などを確認します。
そのうえで、志望校の出題傾向とお子さんの学力を踏まえ、今後優先して取り組むテーマや問題についてお伝えします。