生徒・保護者とのかかわりで大切にしていること
私は、生徒・保護者とのかかわりで、2つのことを大切にしています。
生徒とのかかわりでは、基礎的なことでも安心して質問し、必要なところから理解を深められること。
保護者とのかかわりでは、塾の講座や志望校選びについて迷ったときに、私の考えを具体的にお伝えし、ご家庭で納得して判断できるようにすることです。
安心して基礎的なことも質問でき、必要なところから理解を深める
私自身は、小4・小5で学ぶ内容が十分に身についていないまま、小6から浜学園に通い始めました。
分からない問題を講師に質問したこともありましたが、解説の前提となる基礎的な部分を理解できていなかったため、説明を聞いても分からないことがたびたびありました。また、基礎的なことは質問しにくいとも感じていました。
その結果、分からない部分を多く残したまま中学入試を迎え、第一志望に合格することができませんでした。
この経験から、指導では、「こんなことを質問しても大丈夫だろうか」と気にせず、基礎的な内容でも安心して質問できることを大切にしています。
以前、体験授業の前に「基礎ができていないから怒られる」と不安になり、泣いていた生徒がいました。
しかし、実際に授業が始まると、質問のしやすさや説明の分かりやすさに安心し、すぐに打ち解けてくれました。その後も継続して指導することになりました。
分からないからこそ家庭教師を依頼しているのであり、理解できていないことを責めることはありません。
どこで分からなくなっているのかを確認し、必要であれば前の単元や基本的な考え方まで戻って説明します。同じ説明で分かりにくい場合には、図や具体例を使うなど、説明の仕方も変えます。
基礎的なことでも安心して質問し、必要なところまで戻りながら、一つずつ理解を深められるように指導します。
講座や志望校選びの迷いを減らす
中学受験では、追加講座を受講するべきか、志望校や併願校をどう選ぶべきか、判断に迷うことがあります。
例えば、最難関中を目指す場合、塾では通常の授業に加えて、難度の高い講座の受講を勧められることがあります。
ただし、志望校の難易度が高いからといって、その講座を受け続けることが、すべての生徒にとって最善とは限りません。
私が担当して最難関中に合格した生徒の多くも、浜学園の最高レベル特訓など、難度の高い講座を受講していましたが、小6の途中でやめました。その時点では、講座を続けるよりも、通常の授業内容の定着や過去問演習に時間を使う方が合格につながると判断したためです。
また、志望校や併願校について相談を受けた場合には、塾から勧められた学校や模試の偏差値だけでなく、現在の学力や過去問の得点も踏まえて、具体的に私の考えをお伝えします。
以前、受験直前の塾面談で甲陽学院中を勧められた生徒について、それまでの授業や灘中の過去問への取り組みから、灘中に合格できる力があると判断したことがあります。その理由を保護者にお伝えし、ご家庭で検討したうえで灘中を受験し、合格しました。
講座や志望校について迷ったときには、私の考えとその理由を具体的にお伝えし、ご家庭で納得して判断できるようにします。
→ 塾では甲陽学院中を勧められていた生徒が、灘中を受験して合格したケース
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